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地震  簡単に死ねると思ってはならない。

2014年11月22日

 

今、地震があったのだが、長野県北部だということ。

 

つまりウチなわけだが。

 

(軽く仮眠していて、めちゃイケ観わすれたな~と 10時位に起きて思っていたらガウンガウンと8秒?くらい揺れた。)

 

マグニチュード6,8という初報ということだが、

そういうことなら08年の新潟県中越地震と同規模ということになる。

 

「変だな?」 と思ったが、やはり5弱や強に訂正された。
(追記・訂正されたわけではない様子)

 

本震より、余震が大きくなることは非常に少ないとされる

から、 これ以上大きな余震による被害が大きくなる気配はなさそう。

 

ちょっとした火事くらいならありそうなものだが、全体として混乱状態でなければ十分鎮火可能範囲だろうから大火事になることもなさそうである。

 

とはいえ、

個々の場所では家事による延焼&その広がり、あるいはがけ崩れなどが発生する可能性はある。

近日に雨が降ったのは昨日今日ではないので(おそらく)それがどう影響するかしれない。

 

ともあれ、

 

・風呂場の水を貯める

・避難バックを手元に置く

・連絡を取る

 

位のことはしたいものである。

 

津波の可能性はないというが、

それは直下型の地震だからである。 日本海側からのものであれば十分新潟県など北陸側で受ける可能性はある。 地震直後は把握が困難であり、


※今回も震度を自分が間違えている

 

もしかしたら、重ねてもしかしたら、

直下型ではないかもしれない。

 

海側にお住いの方々は、

 

いつでも歩いて高所避難所に退避できる態勢を、とっておく必要くらいはあるだろうと思う。

 

自分が新潟県に住んでいたらすぐに家族を歩いて避難させただろう。 なにせ発生から15分ほどで津波は到達することもある。 いずれにしろ事前の準備は必須であるが。

 

ツイッターを半年以上ぶりに覗いてみるとバカなネタが氾濫している。

 

東日本大震災と 中越地震と 阪神淡路大震災と 関東大震災をすべて勉強しろ。全身火だるまになる家族をなすすべなく見ることしかできない人間の壮絶苦をその頭で想像しろ。出来るものなら。

 

とりあえず今はここまで。

 

 

追記
ヤフー災害対策知識 
ココで一般的な災害対策知識が得られる
※後に自分の参考書籍を紹介する。

結局マグニチュード6・8で落ち着いた様子。

引用 bandicam 2014-11-23 04-17-26-808 ヤフー天気災害

その次のモノが5弱ということであっという。 やはり新潟中越地震と同じ規模なようだが、 中越地震は連続して6~5規模の地震が群発している。 故に今回のものより被害が広がったということなのだという。

 

本震より余震が大きくなることは低い

というのは基本らしいが、 新潟県中越地震は稀にも本震より余震が大きく、それも群発した例であるという。

引用

2004年10月23日
17時59分/M(マグニチュード)5.3/最大震度5強
18時3分/M6.3/最大震度5強 18時7分/M5.7/最大震度5強
18時11分/M6.0/最大震度6強
18時34分/M6.5/最大震度6強

18時36分/M5.1/最大震度5弱
18時57分/M5.3/最大震度5強
19時36分/M5.3/最大震度5弱
19時45分/M5.7/最大震度6弱
19時48分/M4.4/最大震度5弱
10月24日
14時21分/M5.0/最大震度5強
10月25日
0時28分/M5.3/最大震度5弱
6時4分/M5.8/最大震度5強
10月27日
10時40分/M6.1/最大震度6弱
11月4日
8時57分/M5.2/最大震度5強
11月8日
11時16分/M5.9/最大震度5強
11月10日
3時43分/M5.3/最大震度5弱
12月28日
18時30分/M5.0/最大震度5弱
新潟県中越地震ウィキペディア

 

基本的には本震も1分間が最大であるから、

その時間を、

できるだけ体制を低くして飛ばされないように、

また頭部などの急所を守る。

ということが基本とされる。

 

建物倒壊による圧死

地震による被害はいくつかある。

火災・がけ崩れ・津波……。

しかし最初にあるものは圧死である。

 

 

阪神淡路大震災は約6000を越える死者被害を出した、
深さ16㎞マグニチュード7・3の激震。

その死者の大半は圧死であったという。

1月の朝6時前に発生したという地震のために就寝者が多く、
対応が鈍ったなどとされている。

阪神淡路大震災ウィキペディア

 

倒壊した家屋も古いものが多く、(実際のところは火災も相当多いらしい) 現代の家においてどこまで同じような状況が再現されるのかは知れない。 しかし現在と言っても古い家は多く、自分の近隣でも土壁のような家も多い。

そのような家は、

 

(と書いてるそばから余震が来ている。現在朝4時53分。ネコがビビっている。)

 

そのような家はやはり壊れやすいのだろう。 自分の地域においては、つまり土壁住宅のある方では倒壊などは起きていないようであったが。 白馬村などでは倒壊していたり、当然だが地域ごとに震撃の度合いは違う。

 

だが建物が倒壊しなくとも、建物内の配置には気をつけねばなるまい。 寝ているときなどは、タンスなどの初期配置が重要である。 寝ている時に倒れてくるような位置に置くのは論外である。

 

火災による被害

火災も当然被害を甚大にする。

 
大正時代に起こった関東大震災では約10万人の死者数を出した。
ケタ違いの被害である。
発生時刻が9月1日の昼12時前に起こったことから、
大規模な火災へ発展したとされる。

つまり昼食の準備のため 各所で火が使用されており、
爆発的に広がったということであろう。

(そうでなくとも現代は 電気コンセントの損害からショートしてのものもある)

 

 

火災には輻射熱というものがある。

 

つまり大気、

空間を焼いてしまう熱量だということだ。

直接火に触れなくとも熱いのだ。

気温が80度を超えて生きられるだろうか?

 

基本的には広域避難所と呼ばれる広い空間に避難することが一義とされている。

(自分の家は初期消火、火元電源は切ってからは当たり前、それでも火災は広がるが)

※つまり100メートル四方の都会の小学校ではダメだということである。

※だが関東大震災クラスでは火災旋風というモノがうねり散らしている。 このような事態にはどうしようもなさそうだが。 空調が完璧に整ったシェルターなどあるものか。

 
 
津波に関しては約1万5千人以上の死者数を出した東日本大震災で周知であり、
 
がけ崩れ地すべり等は今年の広島土砂災害にて新しい。

 

 

実際の被災体験に基づくものは、
「阪神淡路大震災 被災 ブログ」 というように言うまでもないが検索すれば拝見できる。 ナマの実態や体験が聞こえる。(業者もいるだろうが。) イメージを至らせるには効果的だ。

 
なぜならば、
 
 
自分の事だと思えなければ 所詮対策しようとしないからだ。

 

どんな対策をすればいいのか?なにが必要か?


それは様々な教本がある。しかしその上で実際の体験談を聞くのは非常に重要だ。

例えば「私だけは大丈夫、そう思ってました~震災手記~」さん

 

以下にユーチューブより災害の動画を共有させていただく。
やはり一分という時間を過ぎてもすぐには動かない方がいい。
bandicam 2014-11-23 06-18-43-250
http://www.youtube.com/watch?v=1sF9DZ-b3og
 
bandicam 2014-11-23 06-25-58-899
http://www.youtube.com/watch?v=ZWKbmAealrc
 

他にもコレに乗じた詐欺被害もある。

―新潟県中越地震ウィキペディアより引用―

詐欺などの悪質犯罪

振り込め詐欺:
電話で警察、消防、自衛隊などを騙ったりして“救出活動の経費負担を”などと持ちかけたり、 掲示板などで被災者を装って振込口座を指定するもの。 震災時の安否情報を悪用したものがある。
救出救援活動は公費で賄われており、費用を要求されることはあり得ない。

義援金詐欺義援金を要請する偽電子メール(迷惑メール)や偽はがき、ビラ、街頭募金。 日本赤十字社や共同募金など実在の団体名を騙り、 全く無関係の振込先口座番号に振り込ませようとする手口。 さらに市役所や赤十字社などの名を騙り、戸別訪問して義援金を要請する手口も登場。 これらの団体では義援金拠出は広告に応える個人の自発的な善意に頼っており、
電子メールや戸別訪問などでの個別の要請や集金は行っていない。 現在もわずかながら横行しているので注意が必要である。

工事詐欺悪徳商法: 「ボランティアで来ている。家の補修工事を手伝わせてほしい」などと称し、 ごく簡単な応急的な作業を行った後、多額の代金を請求する例が発生している。

作業前に業者名、代金の発生の有無などを充分に確認すること。

退避勧告中の家の中から貴重品が盗まれたとの情報がある(災害に乗じたいわゆる”火事場”泥棒)。 被災地の銀行・郵便局のATMに荒らされた形跡があった。 ネット上に開設されたボランティア有志による情報交換サイトや掲示板に、 活動支援やリンク申し込みを装ってウイルスへのリンクURLを貼る悪質行為が多発。 掲示板利用者だけでなくサイト管理者までがこれに騙されパソコンがウイルス感染、 更にパソコンが使えなくなったボランティアの活動が一時できなくなるという事態まで相次いだ。

―引用とじ―
新潟県中越地震ウィキペディア

 

自分の参考書籍

  
あなたは生き残れるのか?―大震災生存の達人・改訂版 (小学館文庫)2006/4 柘植 久慶(著)
大災害や地下鉄、電車事故などなどについての、 実際に起こる危険とその対処法が書かれている。 ※自分はコレを2011年に読み、 備蓄システムや連絡システムを家に行き渡らせた。まさに自宅警備員。
 
   東京大地震 2023 (PHP文庫) 文庫 ? 2012/3/3 柘植 久慶 (著)
 
10年以内に東京大震災の確率70%という中で、「それが実際に起こった想定」で行われるお話。 サバイバル本&戦史小説家である著者が書いたシミュレーション本。 自分はこの本を2012年に読んで 自分なりに災害対策をまとめてPDFファイルにし、 家に行き渡らせた。まさに自宅警備員。 ※被災者でない自分が具体例の指示は絶対に出せないので、 ①災害の恐怖による意識付けと ②準備しておくこと をまとめたファイル。 当然他人様には配布できない。シロートファイル。)
 
 
      21世紀サバイバル・バイブル (集英社文庫) 文庫 ? 2004/11柘植 久慶 (著)

大災害ではない、 一般社会生活で身に起こる 犯罪や危険に対するマインド&具体対処法。 空き巣、盗難、強盗、強姦から野良犬の撃退法まで! 野良犬の撃退法まで!

年代が少し古いため、ツイッターやらフェイスブックやらスマホアプリやらのツールはあまり登場しないが、 実際、その時にデパートや地下鉄で起きる火災、電車の追突、地震の直後もろもろにおいては先ず、

自分の身を保全する。

ということに尽きる。 その点は色あせることはないのではと、個人的には思う。

心持ちと、技術、知識、経験。

これらは知っておいて損はないと思うのである。

基本的には柘植久慶という元傭兵をやっていたという人の本らしい。

災害対策に関しては他にもよくあるが、自分はこれを読んだということである。 (この人の経歴に関しては嘘だとの情報もあるが、話が面白いので自分はよく読む) 戦史関係の本を探そうとするとここに行き当たるからしょうがない。 ただし、

 

様々な体験や聞き込み取材、


実地取材によって形成されているようでリアリティがある。

 

 

 

「東京大地震2023」の中において、古い木造家屋の下敷きになり、閉じ込められる夫婦の描写がある。

 

 

もうどうしようもないとなるや、

 

自分の焼けるところは見たくないと女性の方が言う。

すると男の側が酒をかけるといいと言う。

 

そうすればすぐ体全体を燃やしてくれるというのだ。

 

そして互いにお別れの言葉を掛け合い、酒をふった。

二酸化炭素中毒で死ぬ望みか?

じわじわ自分の体が焼き焦げるのを待つか?

それよりは良い選択であるかもしれないという知識の様である。

 

簡単に死ねると思ってはならない。

 

タンスは何処にあるだろうか?

寝所の横にはないだろうか?

 

寝ている時に頭部を直撃してくれ、

そのまま気づかないまま死ねるというのならば悪くないかもしれない。

だが足を潰され、

何も出来ないまま長く苦しむことにだってなるかもしれないのだ。

 

これは厳然たる事実。

 

(もしこの最後の文面を読まれた数少ない方々の中に、 被災されたご家族を持つ方々がおられた場合に申し訳なく思います)

 

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