ママチャリ後ろブレーキの強化はメタルブレーキ化。
後輪ブレーキの話やで。安物自転車に大量搭載される“鳴きブレーキ”こと「バンドブレーキ」のヤツめ。効きも悪けりゃ傷めばうるさく鳴き出すマンモーニ。そこが可愛らしい「ボクらのお友達」ではあるけれど。
とっとと交換じゃ!いぶし銀に交換じゃ!
ということでメタルリングブレーキの取り付け方法。バンドブレーキから交換する場合にはサーボブレーキもあるけれど、
結局なんだかんだでコスト的には「新しい車輪ひとつ買ったほうがイイじゃん」という結論に。
使うアイテム一覧
※工具はこれがアレば大体OK。
メタルリングブレーキ
ドラム系最強のブレーキは「メタルリングブレーキ」だ。
互換性はバンドブレーキ/サーボブレーキの付いている車輪。つまりドラムブレーキと呼ばれる部類。それでいて「ブレーキ機構はバンド締め付けをメタル化して超強化」した感じ。解りますよね。しかし整備は「ローラーブレーキと同じ様に専用グリス」が使える。つまり整備ができるスーパーメタル化ドラムブレーキなのだ。
冷却放熱フィンがカッチョいい。
参考「ブレーキの種類覚書」
適合ホイール/ドラムブレーキ系(後輪/リア)
27インチ自転車/ドラムブレーキ系
丈夫なステンレスアサヒサイクル ステンレス27インチ 外装6段用リアホイール(ドラムブレーキ仕様) TB6S726インチ自転車/ドラムブレーキ系
丈夫なステンレスアサヒサイクル ステンレス26インチ 外装6段用リアホイール(ドラムブレーキ仕様) TB6S6メタルリングブレーキ使うなら「新ホイール」も買ったほうが良い。結局。
結局は「車輪ごと交換した方がてっとり早い」のだ!
まずドラムブレーキ(その筆頭バンドブレーキ/鳴き屋)から交換したい場合はこの特殊工具が要る。
※車輪だけホームセンターに持っていって外してもらう手もあるけどね
「バンドブレーキよりはかなり良くなるサーボブレーキ」を付けるにしても上の特殊工具と合わせるとそれなりのお値段になる。
※車輪だけホームセンターに持っていって外してもらうなら「サーボブレーキはそこのお店で買う」と良好に事が進むだろう
つまり「新ホイール」と「メタルリングブレーキ」を買って取り付けたほうが「性能も見た目も良くなる」というわけなのである。
「ローラーブレーキ」の方が良いだろうけどね!
27インチ自転車/ローラーブレーキ系(後輪/リア)
丈夫なステンレスアサヒサイクル ステンレス27インチ 外装6段用リアホイール(ローラーブレーキ仕様) TBS6726インチ自転車/ローラーブレーキ系
丈夫なステンレスアサヒサイクル ステンレス26インチ 外装6段用リアホイール(ローラーブレーキ仕様) TBS66ローラーブレーキ
基本は“高級車御用達”なママチャリ後輪ブレーキ界の最適解「ローラーブレーキ」推奨。パーツ自体の値段は他と変わらないから。「雨の日や雨上がりの水に濡れる日も制動力が落ちず」、「手入れもほぼ要らない」というマシンやで。
参考「ローラーブレーキ化のやり方」 参考「ブレーキの種類覚書」
「値段が手頃な方をチョイスする」
どっちのブレーキ&素材(アルミ/ステンレス)にするのかは
「どっちのホイールが安いか?」
で决めて頂けたら幸い。
正直、性能や特性自体はあまり気にすることもないから。あとはその時その時の「値段が手頃な方をチョイスする」のが良いだろう。
「車輪の取り外し」は心得よう。
★「前輪・後輪のラク~な付け方と外し方/おすすめスッキリスタイル提案。」
メタルリングブレーキの取り付け方法
バンドブレーキ系のリアホイールの場合には「メタルリングブレーキ」がカッコイイ。
安物自転車の後輪ブレーキとしては最強やで。サーボブレーキもあるけれど、どうせカスタムするなら「カッコ良さ」が大事でしょ。
ブレーキを付けるのはこっち側。
「薄いナット」のあるシンプルな側。
まず「リング」を取り付け!
そして「フィン盤」を取り付け!
そんでもって「リング」を取り付け!
「ブレーキユニット」を装着!
ナットで締めて完了!
OKベイベ
参考「ブレーキワイヤー装着方法」
車体に車輪をセットしたら、ブレーキユニットも付属の固定具でセット!
存在感アリすぎ。
ブレーキの効き方としては「キュ~~~~~……」って感じ。
「じわじわと減速する」タイプ。
「ピタッ」と止めるのは前ブレーキの役目で、後ろブレーキは「減速」が主任務なのだ。
長い下りなどで真価を発揮するぜ!
いつだよ。
ってか。